北海学園大学
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大学院
文学研究科
「新しい人文学」の創成をめざして清新な知性が集う場にあなたも加わりませんか
文学研究科長 濱 忠雄
文学研究科は、日本文化専攻修士課程が設置された1999年4月に発足し、2001年に日本文化専攻博士(後期)課程、2003年に英米文化専攻修士課程、2005年に英米文化専攻博士(後期)課程が増設されて、今日に至ります。ですから、2008年3月末をもって日本文化と英米文化の2つの専攻に修士と博士の両課程を備えた大学院が完成し、今年は研究科の発足から12年になるわけです。
「北緯40度圏という北の大地から『新しい人文学』を創成する」―これが、開設以来の文学研究科の理念・目的です。「新しい人文学」あるいは「新人文主義」とは、伝統的な「人文主義」が、人間解放の名の下に自然を征服し、人間至上が「近代」の価値であるとして世界を支配することに道を開いた隘路を凝視し、人間が人間であるとは何かを問い質そうとするものです。日本文化専攻は「日本文学」と「歴史・文化」の2分野を柱とし、北海道という地域的特性を生かしながら日本文化の遺産を自分自身の目でみつめ問い質す営みをとおして、その創造的発展を目指しています。英米文化専攻は「社会文化」と「思想文化」の2分野を柱とし、文学や語学だけでなく歴史・社会・思想・宗教など多角的な視野で英米を初めとする世界の文化を研究することを目指しています。
この間に、学位を認定された修士は82名、博士は4名を数えます。北海学園大学人文学部の卒業生のほか、文学研究科の理念や担当教員の研究に惹かれて進学された他大学の卒業生や、中国や韓国からの留学生もおります。年齢では20歳台前半から60歳台までと幅広く、過去の最高齢は80歳で入学された方でした。
大学院生の大多数が社会人であることから、夜間開講制を導入しています。多様な研究課題に対応した指導は徹底した個別指導で、一人の院生について、主指導教員のほか二人の副指導教員からなる指導チームが編成されます。日常の研究指導のほかに、修士1年、修士2年、博士に分けて、それぞれ年1回行なわれる公開の「全体ゼミ」では、担当教員と院生全員の出席のもとで中間発表とアドバイスがなされます。また、文学研究科が2005年に創刊した研究誌『年報 新人文学』は院生の研究成果の発表の場にもなり、既刊の第6号までで論文6編、研究ノート13編が掲載されました。
全国各地から意欲的で清新な知性が集うことを心待ちにしております。
目 的
日本文化専攻は、日本文学と歴史文化からなり、暮らしのかたちである文化を己の目でみつめ、己の心に根ざした思いを問い質す営みをとおし、日本文化の創造的発展を担いうる人物の養成を目的とする。英米文化専攻は、社会文化と思想文化からなり、ヨーロッパ社会が生み育てた近代文明を根底から問う営みをとおし、日本文化を創造的に覚醒しうる人物の養成を目的とする。
アドミッションポリシー(入学者受入方針)
文学研究科は、北の大地に根ざした新しい人文学を構築し、日本から世界へ発信することをめざしています。この理念に共鳴し、下記のような学ぶ意欲のある者を期待しています。
(1)
大学院文学研究科で学ぶに耐えうる学力・知力が充実している者
(2)
社会人として多様な経験を積み、己が経験を踏まえた課題を胸に、新しい学問の地平を切り拓かんとする意欲のある者
(3)
学部における勉学を踏まえ、さらに己が世界を切り拓き自己確立をめざす者
研究課題との取組みは、各人の内なる世界と切り結ぶ時、大きく花を開きます。本研究科は、かかる己が内なる世界をみつめ、常にその課題を問い質そうとする者と出会いたいと考えています。
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